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メイ
希望
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Coming soon!
秋は日本の祭りが多くある季せつです。いろいろな祭りが開かれました。メイの入ったサークルも祭りに行って、たくさんの人たちの前でおどることが増えてきました。
まだ1年生のメイはおどりませんでした。メイも、たくさんの知らない人の前でおどれる自信がありませんでした。
「メイ、大学祭でおどらない？」
練習のあと、急に、なお美さんが言いました。メイはすぐに答えました。
「むりです。私はまだ下手ですから。大学祭は大きい祭りだと聞きました。そんな大きい祭りで、私なんか……みんなと同じおどりができないし……自信がありません」
なお美さんは、少しきびしい顔で言いました。
「ねえ、私は4年生で、この大学祭でおどることが最後なの。だから、みんなでおどりたいの」
いつもはやさしい顔で話してくれるなお美さんが、少しこわく見えました。
「メイががんばっているのはみんな知っているから。みんな反対しないと思う。だから、一緒にやろう」
「はい」
とメイは言いましたが、ぜんぜん自信がありませんでした。
大学祭までは1か月半くらいです。
「時間がない……」
メイはあせっていました。6時に練習が終わったあとも、体育館にのこって練習しました。でも、どれだけがんばっても、みんなのおどりに合わせることができませんでした。大学祭まではあと1か月もありませんでした。
メイは、ほかの人たちが、どんなにがんばっているかを知っていました。3年生のみゆきさんは、研究がいそがしいのに練習に来て、練習が終わるとすぐに研究室にもどりました。2年生のけい子さんは、練習が終わるとアルバイトをしているコンビニに走っていきました。みんな、どれだけいそがしくても、一度も練習を休みませんでした。みんな、ほんとうにがんばっていました。
「このままじゃ、みんなにめいわくをかける……」
メイはよくないことしか考えられなくなってしまいましたが、練習をつづけました。
気づくと、大学祭まで、あと2週間しかありませんでした。
メイは思いました。
「サークルをやめようか」
つぎの日、メイは練習を休みました。
メイが練習を休んだ日の夜、ゆう子さんから電話がありました。
「メイ、今日練習を休んだんだって。なお美さんから電話が来たの」
ゆう子さんからの電話はひさしぶりでした。
「なお美さんは、ほんとうにメイのことをしんぱいしてた。どうしたの？」
メイはゆう子さんに、かんがえているままの自分のきもちをぜんぶ話しました。
「サークルはきらいじゃないんです。よさこいソーランはとてもすきなんです。でも、私は下手だから、今のままだと、がんばっているほかのメンバーにめいわくをかけると思って……」
ゆう子さんはしばらく何も言いませんでした。そして、ゆっくりと言いました。
「『がんばろう』じゃなかったの？」
ゆう子さんはつづけて言いました。
「どれだけむずしいことでも、どれだけきびしいことでも。あなたは『がんばろう』って言ってきたじゃない。あなたが今が大変なのは、なお美さんから聞いた。でも、最後までがんばったらどう……？」
メイは何も言えませんでした。
「ねえ、メイ。最後までがんばって、それでだめだと思ったら、サークルをやめても私は良いと思う。でも、とちゅうでやめるのは、いつものあなたとちがう。さあ、休んでないで、いつものメイにもどって、がんばって」
メイはゆう子さんの声を聞いているうちになみだが出てきました。
「うん。うん」
メイは何かいもうなずきました。
次の日、体育館のドアの前で、メイは自分に言いました。
「がんばろう」
その日の練習のあと、メイが一人で練習をしていると、だれかがメイに声をかけてきました。
「メイ、ちょっといい？」
ウズベキスタンからの留学生のアイナさんでした。
「わたしも一緒に練習してもいいかな？」
アイナさんが聞きました。
「もちろん。でも、なぜ？ アイナさんはとても上手だから練習しなくても…。」
アイナさんが答えました。
「私も、日本の音楽のかんかくが、よくわからなくて、さいしょはとても大変だったの。だから、あなたが大変なのは、よくわかる。だから、前からあなたと練習したいと思っていたんだ……でも、あなたはアメリカ人でしょ。私は自分の国のウズベク語とロシア語は話すことができる。でも英語はあまり話すことができないから、あなたと話す自信がなくて、できなかった」
メイはびっくりしました。そして言いました。
「ありがとう」
アイナさんはメイの前に立って、おどり始めました。そして、
「私を見ながらおどって」と言いました。
目の前にいるアイナさんのおどりを見ながら、メイはおどり始めました。
つぎの日も練習のあと、1時間くらいアイナさんとおどっていると、みゆきさんが入ってきました。
「私も練習しなくちゃ。大学祭はもうすぐだから！」
メイの前でおどるのは、2人になりました。メイは2人のおどりを見ながらおどりました。
そのつぎの日は、けい子さんも来ました。
「アルバイト、しばらく休みをもらったの。大学祭が近いから」
アイナさん、みゆきさん、けい子さんの3人を前にメイはおどりました。
つぎの日、そのつぎの日と、練習のあとでメイとおどってくれる人が増えていきました。
そして、大学祭の日になりました。
まだ1年生のメイはおどりませんでした。メイも、たくさんの知らない人の前でおどれる自信がありませんでした。
「メイ、大学祭でおどらない？」
練習のあと、急に、なお美さんが言いました。メイはすぐに答えました。
「むりです。私はまだ下手ですから。大学祭は大きい祭りだと聞きました。そんな大きい祭りで、私なんか……みんなと同じおどりができないし……自信がありません」
なお美さんは、少しきびしい顔で言いました。
「ねえ、私は4年生で、この大学祭でおどることが最後なの。だから、みんなでおどりたいの」
いつもはやさしい顔で話してくれるなお美さんが、少しこわく見えました。
「メイががんばっているのはみんな知っているから。みんな反対しないと思う。だから、一緒にやろう」
「はい」
とメイは言いましたが、ぜんぜん自信がありませんでした。
大学祭までは1か月半くらいです。
「時間がない……」
メイはあせっていました。6時に練習が終わったあとも、体育館にのこって練習しました。でも、どれだけがんばっても、みんなのおどりに合わせることができませんでした。大学祭まではあと1か月もありませんでした。
メイは、ほかの人たちが、どんなにがんばっているかを知っていました。3年生のみゆきさんは、研究がいそがしいのに練習に来て、練習が終わるとすぐに研究室にもどりました。2年生のけい子さんは、練習が終わるとアルバイトをしているコンビニに走っていきました。みんな、どれだけいそがしくても、一度も練習を休みませんでした。みんな、ほんとうにがんばっていました。
「このままじゃ、みんなにめいわくをかける……」
メイはよくないことしか考えられなくなってしまいましたが、練習をつづけました。
気づくと、大学祭まで、あと2週間しかありませんでした。
メイは思いました。
「サークルをやめようか」
つぎの日、メイは練習を休みました。
メイが練習を休んだ日の夜、ゆう子さんから電話がありました。
「メイ、今日練習を休んだんだって。なお美さんから電話が来たの」
ゆう子さんからの電話はひさしぶりでした。
「なお美さんは、ほんとうにメイのことをしんぱいしてた。どうしたの？」
メイはゆう子さんに、かんがえているままの自分のきもちをぜんぶ話しました。
「サークルはきらいじゃないんです。よさこいソーランはとてもすきなんです。でも、私は下手だから、今のままだと、がんばっているほかのメンバーにめいわくをかけると思って……」
ゆう子さんはしばらく何も言いませんでした。そして、ゆっくりと言いました。
「『がんばろう』じゃなかったの？」
ゆう子さんはつづけて言いました。
「どれだけむずしいことでも、どれだけきびしいことでも。あなたは『がんばろう』って言ってきたじゃない。あなたが今が大変なのは、なお美さんから聞いた。でも、最後までがんばったらどう……？」
メイは何も言えませんでした。
「ねえ、メイ。最後までがんばって、それでだめだと思ったら、サークルをやめても私は良いと思う。でも、とちゅうでやめるのは、いつものあなたとちがう。さあ、休んでないで、いつものメイにもどって、がんばって」
メイはゆう子さんの声を聞いているうちになみだが出てきました。
「うん。うん」
メイは何かいもうなずきました。
次の日、体育館のドアの前で、メイは自分に言いました。
「がんばろう」
その日の練習のあと、メイが一人で練習をしていると、だれかがメイに声をかけてきました。
「メイ、ちょっといい？」
ウズベキスタンからの留学生のアイナさんでした。
「わたしも一緒に練習してもいいかな？」
アイナさんが聞きました。
「もちろん。でも、なぜ？ アイナさんはとても上手だから練習しなくても…。」
アイナさんが答えました。
「私も、日本の音楽のかんかくが、よくわからなくて、さいしょはとても大変だったの。だから、あなたが大変なのは、よくわかる。だから、前からあなたと練習したいと思っていたんだ……でも、あなたはアメリカ人でしょ。私は自分の国のウズベク語とロシア語は話すことができる。でも英語はあまり話すことができないから、あなたと話す自信がなくて、できなかった」
メイはびっくりしました。そして言いました。
「ありがとう」
アイナさんはメイの前に立って、おどり始めました。そして、
「私を見ながらおどって」と言いました。
目の前にいるアイナさんのおどりを見ながら、メイはおどり始めました。
つぎの日も練習のあと、1時間くらいアイナさんとおどっていると、みゆきさんが入ってきました。
「私も練習しなくちゃ。大学祭はもうすぐだから！」
メイの前でおどるのは、2人になりました。メイは2人のおどりを見ながらおどりました。
そのつぎの日は、けい子さんも来ました。
「アルバイト、しばらく休みをもらったの。大学祭が近いから」
アイナさん、みゆきさん、けい子さんの3人を前にメイはおどりました。
つぎの日、そのつぎの日と、練習のあとでメイとおどってくれる人が増えていきました。
そして、大学祭の日になりました。
秋は日本の祭りのシーズンです。いろいろなところで祭りがありました。サークルも祭りに参加して、大勢の人たちも前で踊る機会が増えてきました。
まだ1年生のメイは出場する機会はありませんでした。メイも知らない多くの人の前で踊るなんて、とても自信がありませんでした。
「メイ、大学祭で踊ってみる？」
練習の後、突然、なお美さんが言いました。メイはすぐに答えました。
「無理です。私はまだ下手ですから。大学祭は大きいイベントだと聞きました。そんな大きいステージで、私なんか…。みんなに迷惑をかけるし…。自信がありません。」
なお美さんは、少し厳しい顔で言いました。
「ねえ、私は4年生で、この学園祭が最後のパフォーマンスなの。だから、メンバーの全員で踊りたいの。」
いつもは優しい顔で話してくれるなお美さんが、少し怖く見えました。
「メイが頑張っているのはみんな知ってるよ。だから、反対しないと思う。だから、一緒にやろう。」
「はい。」
とメイは頷きましたが、全然自信がありませんでした。
学園祭までは1か月半くらいです。
「時間が無い…。」
メイは焦りました。6時に練習が終わった後も、体育館に残って練習しました。でも、どうしてもみんなの動きに合わせることができませんでした。あと1か月もありませんでした。
メイは、他のメンバーが、どんなに頑張っているかを知っていました。3年生のみゆきさんは、ゼミが忙しいのに練習が終わるとすぐに研究室に戻りました。2年生のけい子さんは、練習が終わるとアルバイトをしているコンビニに走っていきました。みんな、どんなに忙しくても絶対に練習を休みませんでした。みんな本当に頑張っていました。
「このままじゃ、みんなに迷惑をかける…。」
メイは悩みましたが、練習を続けました。
気が付くと、学園祭まで、あと2週間しかありませんでした。
メイは思いました。
「サークルをやめようか。」
次の日、メイは練習を休みました。
メイが練習を休んだ日の夜、ゆう子さんから電話がありました。
「メイ、今日練習を休んだんだって。なお美さんから電話が来たの。」
ゆう子さんからの電話は久しぶりでした。
「なお美さんは、本当に心配してたよ。どうしたの？」
メイはゆう子さんに正直な自分の気持ちをぜんぶ話しました。
「サークルは嫌いじゃないんです。よさこいソーランはとても好きなんです。でも、私は下手だから、このままじゃ、頑張っている他のメンバーに迷惑をかけると思って…。」
ゆう子さんはしばらく黙っていました。そして、言いました。
「がんばろうじゃなかったの？」
ゆう子さんは続けて言いました。
「どんなに難しいことでも、どんなに苦しい事でも。あなたは頑張ろうって言ってきたじゃない。あなたが今が大変なのは、なお美さんから聞いた。でも、最後まで頑張ってみたら…。」
メイは黙っていました。
「ねえ、メイ。最後まで頑張って、それでだめだと思ったら、サークルをやめても私は良いと思うよ。でも、途中であきらめるのは、あなたらしくない。さあ、休んでないで、いつものメイみたいにがんばって。」
メイはゆう子さんの声を聞いているうちに涙が出てきました。
「うん。うん。」
メイは何度もうなずきました。
次の日、体育館のドアの前で、メイは自分に言いました。
「がんばろう。」
その日の練習の後、メイが一人で練習をしていると、誰かがメイに声をかけてきました。
「メイ、ちょっといい？」
ウズベキスタンからの留学生のアイナさんでした。
「わたしも一緒に練習してもいいかな？」
アイナさんが聞きました。
「もちろん。でも、なぜ？ アイナさんはとても上手だから練習しなくても…。」
アイナさんが答えました。
「私も日本のリズムがよくわからなくて、最初はとても苦労したの。だから、あなたが大変なのは、よくわかるわ。だから、前から一緒に練習したいと思っていたんだけど…あなたアメリカ人でしょ。私は自分の国のウズベク語とロシア語は大丈夫だけど、英語はちょっと苦手だから、話しかけられなかったの。」
メイはびっくりしました。そして言いました。
「ありがとう。」
アイナさんはメイの前に立って、踊り始めました。そして、
「私を見ながら踊って。」と言いました。
目の前にいるアイナさんの動きを見ながら、メイは踊り始めました。
次の日も練習の後、アイナさんと1時間くらい一緒に踊っていると、みゆきさんが入ってきました。
「私も練習しなくちゃ。学園祭はもうすぐだからね。」
メイの前で踊るのは、2人になりました。メイは2人の踊りを見ながら踊りました。
その次の日は、けい子さんも来ました。
「アルバイト、しばらく休みをもらったの。学園祭が近いからね。」
アイナさん、みゆきさん、けい子さんの3人を前にメイは踊りました。
次の日、その次の日と、練習の後でメイと一緒に踊ってくれる人が増えていきました。
そして、学園祭の日になりました。
まだ1年生のメイは出場する機会はありませんでした。メイも知らない多くの人の前で踊るなんて、とても自信がありませんでした。
「メイ、大学祭で踊ってみる？」
練習の後、突然、なお美さんが言いました。メイはすぐに答えました。
「無理です。私はまだ下手ですから。大学祭は大きいイベントだと聞きました。そんな大きいステージで、私なんか…。みんなに迷惑をかけるし…。自信がありません。」
なお美さんは、少し厳しい顔で言いました。
「ねえ、私は4年生で、この学園祭が最後のパフォーマンスなの。だから、メンバーの全員で踊りたいの。」
いつもは優しい顔で話してくれるなお美さんが、少し怖く見えました。
「メイが頑張っているのはみんな知ってるよ。だから、反対しないと思う。だから、一緒にやろう。」
「はい。」
とメイは頷きましたが、全然自信がありませんでした。
学園祭までは1か月半くらいです。
「時間が無い…。」
メイは焦りました。6時に練習が終わった後も、体育館に残って練習しました。でも、どうしてもみんなの動きに合わせることができませんでした。あと1か月もありませんでした。
メイは、他のメンバーが、どんなに頑張っているかを知っていました。3年生のみゆきさんは、ゼミが忙しいのに練習が終わるとすぐに研究室に戻りました。2年生のけい子さんは、練習が終わるとアルバイトをしているコンビニに走っていきました。みんな、どんなに忙しくても絶対に練習を休みませんでした。みんな本当に頑張っていました。
「このままじゃ、みんなに迷惑をかける…。」
メイは悩みましたが、練習を続けました。
気が付くと、学園祭まで、あと2週間しかありませんでした。
メイは思いました。
「サークルをやめようか。」
次の日、メイは練習を休みました。
メイが練習を休んだ日の夜、ゆう子さんから電話がありました。
「メイ、今日練習を休んだんだって。なお美さんから電話が来たの。」
ゆう子さんからの電話は久しぶりでした。
「なお美さんは、本当に心配してたよ。どうしたの？」
メイはゆう子さんに正直な自分の気持ちをぜんぶ話しました。
「サークルは嫌いじゃないんです。よさこいソーランはとても好きなんです。でも、私は下手だから、このままじゃ、頑張っている他のメンバーに迷惑をかけると思って…。」
ゆう子さんはしばらく黙っていました。そして、言いました。
「がんばろうじゃなかったの？」
ゆう子さんは続けて言いました。
「どんなに難しいことでも、どんなに苦しい事でも。あなたは頑張ろうって言ってきたじゃない。あなたが今が大変なのは、なお美さんから聞いた。でも、最後まで頑張ってみたら…。」
メイは黙っていました。
「ねえ、メイ。最後まで頑張って、それでだめだと思ったら、サークルをやめても私は良いと思うよ。でも、途中であきらめるのは、あなたらしくない。さあ、休んでないで、いつものメイみたいにがんばって。」
メイはゆう子さんの声を聞いているうちに涙が出てきました。
「うん。うん。」
メイは何度もうなずきました。
次の日、体育館のドアの前で、メイは自分に言いました。
「がんばろう。」
その日の練習の後、メイが一人で練習をしていると、誰かがメイに声をかけてきました。
「メイ、ちょっといい？」
ウズベキスタンからの留学生のアイナさんでした。
「わたしも一緒に練習してもいいかな？」
アイナさんが聞きました。
「もちろん。でも、なぜ？ アイナさんはとても上手だから練習しなくても…。」
アイナさんが答えました。
「私も日本のリズムがよくわからなくて、最初はとても苦労したの。だから、あなたが大変なのは、よくわかるわ。だから、前から一緒に練習したいと思っていたんだけど…あなたアメリカ人でしょ。私は自分の国のウズベク語とロシア語は大丈夫だけど、英語はちょっと苦手だから、話しかけられなかったの。」
メイはびっくりしました。そして言いました。
「ありがとう。」
アイナさんはメイの前に立って、踊り始めました。そして、
「私を見ながら踊って。」と言いました。
目の前にいるアイナさんの動きを見ながら、メイは踊り始めました。
次の日も練習の後、アイナさんと1時間くらい一緒に踊っていると、みゆきさんが入ってきました。
「私も練習しなくちゃ。学園祭はもうすぐだからね。」
メイの前で踊るのは、2人になりました。メイは2人の踊りを見ながら踊りました。
その次の日は、けい子さんも来ました。
「アルバイト、しばらく休みをもらったの。学園祭が近いからね。」
アイナさん、みゆきさん、けい子さんの3人を前にメイは踊りました。
次の日、その次の日と、練習の後でメイと一緒に踊ってくれる人が増えていきました。
そして、学園祭の日になりました。