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ハピエルは、さらに南の方にある兵庫県に古い話があるのを見つけました。
うずまき村の水川のあたりでは、カッパは悪いいたずらをすると言われていました。水川には、水がうず(水などが回るとおきるもの)をまいているところがあります。人がその近くでおよいでいると、尻子玉(しりこだま:人のおしりにある、カッパが好きな想像上の玉のこと)取られるのです。青森県の話にも出てきましたが、尻子玉を取られると、力が入らなくなってしまいます。
毎年、夏、水川のうずの近くでおよいでいた子どもたちが、尻子玉を取られて死にました。その子どもたちはみんな、およぐ前にキュウリを食べていました。うずまき村の人たちは、
「キュウリはカッパが好きな食べ物だ。カッパが子どもを引いたんだ。」
「カッパが子どもを引くためにうずを作ったんだ。」
と言いました。それで、子どもたちに、川には行くな、とくにうずが見えたら、決して近くに行ってはだめだ、と言ったそうです。
ハピエルは、さらに南の方にある兵庫県に伝説があるのを見つけました。
うずまき村の水川のあたりでは、カッパは悪いいたずらをすると言われていました。水川には、水がうずをまいているところがあります。人がその近くでおよいでいると、尻子玉(しりこだま)取られるのです。青森県の伝説にも出てきましたが、尻子玉を取られると、力が入らなくなってしまいます。
毎年、夏、水川のうずの近くでおよいでいた子どもたちが、尻子玉を取られて死にました。その子どもたちはみんな、およぐ前にキュウリを食べていました。うずまき村の人たちは、
「キュウリはカッパが好きな食べ物だ。カッパが子どもを引き込んだんだ。」
「カッパが子どもを引きこむためにうずを作ったんだ。」
と言いました。それで、子どもたちに、川には近づくな、とくにうずが見えたら、ぜったいに近づくな、と言ったそうです。