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つぎに、ハピエルは、青森県の南にある岩手県を調べました。ふしぎな話がいろいろありました。
まず、こんな話がありました。山の中に九里寺(きゅうりでら)という古いお寺があります。このお寺にはカッパのミイラ(くさらずに残っている死んだ体)があります。<ruby>頭から足までの全身のミイラです。その本当のすがたはわかっていないそうです。
他の話もありました。岩手県の馬川にある古い話です。馬川にはむかしからカッパがたくさん住んでいました。馬川の近くの家には、カッパと人の間に子どもが生まれたという話があります。カッパがお父さんで、人がお母さんです。生まれたカッパの子どもは手に水かき(みずかき:カエルや鳥にある、およぎやすくするもの)があって、気持ちの悪い顔をしていたそうです。それで、すぐに地下にうめられてしまいました。でも、あとでそこを見ると、何もなかったそうです。村の人たちはみんな、カッパが子どもをつれて行ったのだろうと言いました。
また、その近くの帰る野(かえるの)というところでは、赤いカッパがいたそうです。帰る野に住んでいたあるおばあさんが子どもの時、家のにわで赤い顔の男の子を見ました。おばあさんとその子の目があうと、その子はすぐに川のほうへにげていきました。その子の頭のかみはなくて、せなかにはかめのこうらのようなものが見えました。おばあさんはすぐにカッパだと思ったそうです。
帰る野では、むかし、天気が悪くて米や野菜がとれなかった時がありました。そんな時、しかたなく小さい子どもたちをころしてしまったことがありました。カッパはその子どもたちの姿だという古い話もあります。
つぎに、ハピエルは、青森県の南にある岩手県(いわてけん)を調べました。ふしぎな話がいろいろありました。
まず、こんな話がありました。山の中に九里寺(きゅうりでら)という古いお寺があります。このお寺にはカッパのミイラがあります。頭から足までの全身(ぜんしん)のミイラです。その正体(しょうたい)はわかっていないそうです。
他の話もありました。岩手県の馬川にある伝説です。馬川にはむかしからカッパがたくさん住んでいました。馬川の近くの家には、カッパと人の間に子どもが生まれたという話があります。カッパがお父さんで、人がお母さんです。生まれたカッパの子どもは手に水かきがあって、気持ちの悪い顔をしていたそうです。それで、すぐに地下にうめられてしまいました。でも、あとでそこを見ると、何もなかったそうです。村の人たちはみんな、カッパが子どもをつれて行ったのだろうと言いました。
また、その近くの帰る野(かえるの)というところでは、赤いカッパがいたそうです。帰る野に住んでいたあるおばあさんが子どもの時、家のにわで赤い顔の男の子を見ました。おばあさんとその子の目が合うと、その子はすぐに川のほうへにげていきました。その子の頭ははげていて、せなかにはかめのこうらのようなものが見えました。おばあさんはすぐにカッパだと思ったそうです。
帰る野では、むかし、天気が悪くて米や野菜がとれなかった時がありました。そんな時、しかたなく小さい子どもたちをころしてしまったことがありました。カッパはその子どもたちの姿(すがた)だという伝説もあります。